【本の紹介】世界で100万部のロングセラー。チャールズ・エリス著「敗者のゲーム」【お金の話】

「敗者のゲーム」

この本の概要

介護の現場で働く方々がよく抱える不安――それは「将来、本当に生活していけるのだろうか」という長期的なお金の悩みです。

『敗者のゲーム』は、投資を“ギャンブルのようなもの”と感じてしまう方の誤解を解き、安定した資産形成の考え方へ導いてくれる一冊です。

介護の仕事は心を尽くす仕事である一方、給与面では不安を抱えやすい現実もあります。
そのため「確実に増える方法が知りたい」という方にとって、この本が示す“長期・分散・低コスト”という投資の原理は、安心をもたらす指針となります。

『敗者のゲーム』は、世界中で読み継がれる投資の名著です。

著者チャールズ・エリスは、個人投資家が市場を「打ち負かす」ことは極めて難しく、むしろ市場全体に長期的に投資する方が成功しやすいと論じています。

難しい専門用語に頼らず、「なぜインデックス投資が合理的なのか」を、データと歴史を踏まえて分かりやすく示す構成です。

そのため、iDeCoやNISAを始めたばかりの人でも、投資の本質を理解しやすい内容になっています。

チャールズ・エリス

1937年生まれ。
イェール大学卒業後、ハーバード・ビジネス・スクールで最優秀MBA。
ロックフェラー基金、ドナルドソン・ラフキン・ジュンレットを経て、
1972年にグリニッジ・アソシエイツを設立して、2001年まで代表パートナーとして活躍。
米国公認証券アナリスト協会会長、バンガード取締役などを歴任。
ハーバード・ビジネス・スクール、イェール大学大学院で上級運用理論を教え、
大手年金財団や政府機関に投資助言をおこなっている。

著書
『キャピタル 驚異の資産運用会社』
『チャールズ・エリスのインデックス投資入門』などがあります。

参考リンク
https://en.wikipedia.org/wiki/Charles_D._Ellis

貴方が得られるメリット

この本を読むことで、読者が得られる最大のメリットは「積み立て投資を続ける確かな理由」が手に入ることです。

・なぜ短期売買は勝ちにくいのか
・なぜ市場平均が“最適解”になり得るのか
・なぜ世界全体へ分散すると安定するのか

これらを理論ではなく、実証的な視点から理解できます。
実際、多くの投資家がこの本を“バイブル”として読み続けている事実は、本書の信頼性を裏付けるものです。

読み終えるころには、「iDeCoやNISAを続ける意味」が腑に落ち、将来への不安が静かに軽くなっているはずです。

世界全体の経済成長に着実に乗る――この考え方は、一時的な値動きに振り回されやすい投資初心者にとって、大きな支えとなるはずです。

iDeCoやNISAでの積み立てを始める前に、あるいは始めた後に読んでおくことで、行動に説得力が生まれます。

こんな人におすすめです。

  • iDeCoやNISAを始めたものの「なぜ全世界株なのか」が分からない方
  • 投資初心者で、長期投資の本質を一度きちんと理解したい方
  • 株の売買で失敗した経験がある方
  • 投資本が難しくて途中で挫折してしまった方
  • 周囲から「この本は読んでおいた方がいいよ」と聞いたことがある方

インデックス投資のメリット

  1. 成績が良い。
    安定して、高い利回りを出してくれる。
  2. 売り買いの回数が少なくて済む。
    売り買いが多くなればなるほど、手数料、税金などコストがかさんでくる。
  3. 上がり下がりに振り回されにくい。
    淡々と積み立てていくだけなので、上がったら売る、下がったら買うなど、価格の上下に一喜一憂しなくて済む。
  4. 考えなくて良い。
    銘柄の選定や保有量の配分などを、インデックス投資は自動的にやってくれるので、個別の銘柄やどれくらいの資金配分をするかなどを考えなくて済む。

まとめ

エリス氏は本書を通じて、投資の成功は「負けないこと」にあると言っています。

投資家が自身の過ちを避けて、シンプルで効率的な戦略(インデックス投資)を採用することで、リスクを抑えながら確実に資産を増やすことが可能だと述べています。

『敗者のゲーム』は、投資初心者から経験者まで、多くの人にとって指針となる一冊です。
長期的な視野を持ち、リスクを管理しながら市場に参加する重要性を学べます。

日本でも、2024年に新NISAが始まり、「S&P500」や「オルカン」が大人気で、「アメリカ最強!」「やっぱり全世界に投資でしょ!」というのを、色々なところで目にしたり耳にしました。

でも、そんな人たちも、
なんで「S&P500」なのか、なぜ「オルカン」が良いのかは、あまり考えないまま、積み立てている事が多かったと思います。

私も、NISAを始めた時には、
よく観ていたYouTuberさんが、「アメリカの経済が強い。」
「全世界の成長にかける方がリスクが低い。」などと言ってる動画を観て、なんとなく積み立てを始めました。

『敗者のゲーム』を読めば、
なんで「S&P500」なのか、なぜ「オルカン」が良いのか、理解できると思います。

投資の神様といわれる、ウォーレン・バフェットさんも、
「わからないものには投資しない」と言われています。
皆さんも、分からないものに投資をしている状態にならないように、この本を読んで、「分かっているから投資している」となってください。

「市場に勝とうとするより、市場と上手に付き合うことが資産運用成功の秘訣」です。

本の紹介

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最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
今回はこの辺で失礼いたします。

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