【指定難病47】『バージャー病』とは?症状・原因・介護でできる支援、について分かりやすく説明します。【介護】

【指定難病47】
『バージャー病』とは?

① 病気の説明

バージャー病(閉塞性血栓血管炎)は、主に手足の比較的細い血管に炎症が起こり、血流が悪くなる疾患です。
血管が狭くなったり詰まったりすることで、手足に十分な血液が届かなくなり、痛みやしびれ、皮膚の異常が現れます。

進行すると潰瘍や壊死に至る場合もあり、日常生活に大きな影響を及ぼします。
早期の対応と継続的な管理が重要とされています。

② 分かりやすい説明

この病気は、手や足に血液を送る血管が細くなり、血の流れが悪くなる状態です。

例えば、冬に手足が極端に冷たくなり、指先が白くなったり、強い痛みを感じたりすることがあります。さらに進むと、小さな傷が治りにくくなり、皮膚がただれてしまうこともあります。

③ 症状

・手足の冷えやしびれ
・指先の痛み(特に安静時)
・皮膚の色の変化(白・紫など)
・潰瘍や傷の治りにくさ
・重症例では壊死

④ 原因

喫煙との関連が強く指摘されています。
ただし、なぜ発症するのかという詳しい仕組みは分かっていません。
免疫や血管の反応が関係している可能性が考えられています。

⑤ 治療

根本的に治す治療法は確立されていません。
主に以下の治療が行われます。

・禁煙(非常に重要とされています)
・血流を改善する薬物療法
・痛みのコントロール
・重症例では外科的治療

進行予防には生活管理が重要です。

⑥ 患者数

日本では比較的まれな疾患とされています。
特に若年〜中年の男性に多い傾向がありますが、正確な患者数は一定していない場合があります。

⑦ 介護でできる支援

① 転倒・事故予防

・足の痛みやしびれにより歩行が不安定になるため見守りを行う
・滑りにくい靴やマットを使用する
・夜間移動時は足元灯を設置する

② 動作支援

・足の痛みを考慮し、無理のない歩行距離に調整する
・長時間の立位を避ける
・必要に応じて杖や歩行補助具を使用する

③ 疲労管理

・痛みや血流低下により疲れやすいため活動を小分けにする
・休息時間をしっかり確保する
・体調や痛みの程度をこまめに確認する

④ 環境調整

・手足の冷えを防ぐため室温を適切に保つ
・靴下や手袋などで保温する
・足に負担がかからない生活動線を整える

⑤ 心理的サポート

・慢性的な痛みや生活制限への不安について話を聞く
・禁煙の継続を支援する(環境調整や声かけ)
・症状の変化を共有し安心感につなげる

⑧ まとめ

・手足の血管に炎症が起こる疾患
・血流低下により痛みや潰瘍が生じる
・喫煙との関連が強く指摘されている
・根本治療は確立されていない
・介護では「血流管理」と「保温」が重要

参考引用)公益財団法人、難病医学研究財団『難病情報センター』ホームページより。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
それでは、今回はこの辺で失礼いたします。

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